葉酸の働き

葉酸はビタミンB群に属する水溶性のビタミンのこと。ビタミンM、ビタミンB9、プテロイルグルタミン酸とも呼ばれ、血液を作る大切な働きに関係し、これが不足すると貧血になることもあります。

葉酸は1941年に乳酸菌の増殖因子としてホウレン草の葉から発見されました。
葉酸はアミノ酸や核酸の合成に必要となる補酵素であるため、細胞分裂の盛んな箇所で欠乏症が出やすいとされます。

特に妊娠期に葉酸が欠乏すると、神経管閉鎖障害が起こり、重度の場合は死に至ることもあります。また、無脳児の発生リスクが高くなります。

厚生労働省は2000年に、妊娠を希望する女性に対し、1日あたり0.4㎎以上の葉酸の摂取を推奨しています。

葉酸は、遺伝情報を担う核酸の合成を補助して、新しい細胞を作るサポートをするほか、赤血球の生成や動脈硬化を予防する働きもする、ビタミンB群の一つです。

葉酸が核酸の合成に関わっているため、不足すると正常な細胞を作ることができなくなり、成人では、細胞分裂が活発な場所である粘膜の異常として表れます。例えば、口内炎、下痢などの症状があります。

成長の著しい胎児の場合は、深刻で、神経管閉鎖障害の原因となるので、妊娠前や妊娠中の女性には特に必要とされています。

また、葉酸は赤血球の合成にも深く関わっているので、不足すると巨赤芽球性貧血(大球性貧血)という貧血が起こり、倦怠感やめまいなどの症状となって表れます。

さらに葉酸、ビタミンB6、ビタミン12などが不足すると、動脈硬化に罹るリスクが高まるといわれています。動脈硬化がすすむと心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こすため、とても大事な栄養素とされています。

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